現在開催されているミラノコルティナ五輪で、
クロスカントリースキー女子団体競技の真っ只中に、犬が乱入するといったハプニングがありました。
犬は選手とぶつかることはなく、颯爽と選手たちを追いかけて、最期にはゴールするといった、
オリンピック始まって初の出来事がおきています。
この犬はなにものでしょうか。遠目からは狼と間違えるほど似ている犬種でした。
今回の記事では、
・クロスカントリースキーの犬乱入
・犬種・飼い主
・狼の近親?
以上のことについてまとめていきたいと思います。
【オリンピック】クロスカントリースキーで犬が乱入?前代未聞?
ミラノ・コルティナ2026の女子チームスプリント予選での「犬乱入」は、クロスカントリースキーとしてはかなりレアなケースですが、全くの前代未聞というほどではないようです。
今回(2026年)のケース
イタリア・テーゼロで行われた女子チームスプリント予選のゴール前ストレートで、大型犬がコースに入り、選手と並走しました。
観客は大歓声でしたが、トップ選手のフィニッシュ後だったため、レース結果への影響は大きくなかったことが不幸中の幸いですね。
犬は係員に確保され、飼い主のもとに戻され、事なきを得ています。
なかなかレアなケースであったため、観客も大盛り上がりなのはわかりますが、
選手が妨害されていた場合は、選手にとって許されざる状況であったでしょう。
過去の類似事例(クロカン・雪上競技)
クロスカントリースキーや類似の雪上競技でも、ワンちゃん乱入は過去に何度か起きています。
- 2017年クロスカントリースキーW杯:ノルウェー開催のレースで、コース脇から犬が入り込み、選手の集団のまわりを約10秒ほど走り回ったケースがあります(カナダのアレックス・ハーヴェイが「自転車レースでは見るけど、スキーでは初めて」とコメント)。
- アルペンスキーなど他のスキー競技でも、2017年のダウンヒル大会で犬がコースを滑走し、レースが一時中断した例が報じられています。
【オリンピック】クロスカントリースキー犬の犬種や飼い主は?
今回のクロスカントリースキーに乱入した犬について、現時点で分かっている範囲は以下の通りです。
犬種:チェコスロバキアン・ウルフドッグ(Czechoslovakian wolfdog)
名前:Nazgul(ナズグル)
由来:『ロード・オブ・ザ・リング』の指輪の幽鬼ナズグルにちなんで付けられたそうです。
飼い主・背景:
- 飼い主はテーゼロ近郊に住む地元の人で、報道では実名は出ておらず匿名です。
- 一部報道では「大会関係者(運営側)の関係者・親族が飼っている犬」とされています。
- ナズグルは2歳の若いオスで、飼い主によると「とても頑固だけど、とても甘えん坊で、人が大好きな犬」とのことです。
- 当日は家から抜け出してコース付近まで来てしまい、飼い主は別の競技を見に行っていた、もしくは散歩中にリードから離れてしまったと説明されています。
【オリンピック】クロスカントリースキー犬は狼の近親?
チェコスロバキアン・ウルフドッグは、
「見た目も血統も、かなりオオカミ寄りの犬種」ですが、あくまで“犬種”として固定された存在で、野生のオオカミそのものの近親(亜種レベル)という扱いではありません。
どれくらい狼に近いのか
- チェコスロバキアン・ウルフドッグは、1950年代に旧チェコスロバキアで「カルパチアン・ウルフ(オオカミ)」と「ジャーマン・シェパード・ドッグ」を交配して作られた犬種です。
- つまり、系統的には「オオカミ×犬」のハイブリッドを基礎に、その子孫を選択繁殖して安定させた“ウルフドッグ(狼犬)”で、一般の犬より遺伝的にオオカミ成分が多いグループに入ります。
- 体型・歩様・毛質・毛色・顔のマスクなどがオオカミに非常によく似るように作られており、「見た目はほぼオオカミ」と評されるのもそのためです。
性格面での“狼っぽさ”
群れ(家族)のリーダーを強く意識し、警戒心・自立心が強く、扱いを誤ると攻撃性が出ることがあるなど、性質面でもオオカミ的な要素を持つとされています。
その一方で、しっかり訓練して信頼関係を築けば、非常に忠誠心が強く、作業能力・持久力に優れたパートナーにもなり得る、と説明されています。
まとめ
オリンピック競技中に犬が乱入するといったケースは、初めてではないですが、
ゴールをしたのは唯一の存在です。
競技中の選手に影響がなくて何よりでしたが、
観客は大盛り上がりだったようで、別の意味でオリンピックの歴史に名を連ねそうな出来事でしたね。


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