大作アクションRPG『紅の砂漠』をプレイして、「操作性が悪い」と不満を抱くプレイヤーは少なくありません。
多彩なアクションやリアルなキャラクターの挙動が影響し、『紅の砂漠』は初期状態のままだと操作性が悪いと感じやすい仕様になっています。
しかし、PS5のコントローラーのボタン配置やカメラ視点の設定を見直すだけで、不便さは劇的に改善します。
本記事では、アクションが難しいと感じる原因を解説しつつ、プレイを快適にするおすすめの変更手順を詳しく紹介していきます。
『紅の砂漠』の操作性は本当に「悪い」のか?
紅の砂漠の操作性が悪い」という噂を聞いてプレイをためらっている方や、実際に始めてみて操作に戸惑っている方は多いかもしれません。
しかし結論から言うと、本作の操作性はバグなどで「システム的に破綻している」わけではありません。
多くの場合、多彩すぎるアクションによる「慣れの壁」と、初期状態がプレイヤーの感覚に合っていない「設定の問題」が入り混じって、「操作性が悪い・難しい」と評価されているのが実態です。
ネット上で「操作性が難しい」という声が上がる背景
なぜここまで操作について厳しい意見が見られるのでしょうか。その主な原因は、以下の4点に整理できます。
- アクションが豊富すぎて指が忙しい 本作はゲームパッドのほぼすべてのボタンを使用します。基本の攻撃から「摂理の力(L3長押し)」や「掌波(R3)」など、直感だけでは覚えきれないアクションが多く、最初は操作に圧倒されてしまいます。
- ボタン配置(キーコンフィグ)の自由度が低い 現時点では、コントローラーのボタン配置を完全に自由に変更する機能が制限されています。そのため、自分好みの配置に変えることができず、開発側が意図した独特な操作体系に「プレイヤー側が合わせる」構造になっている点も不満に繋がりやすい要因です。
- ダッシュなどの基本操作が直感的ではない 多くのアクションゲームで採用されている「スティック押し込みでダッシュ」ではなく、「2回押し」を要求されるなど、他のゲームで染み付いた癖が抜けないうちは強いストレスを感じる仕様になっています。
- 【重要】試遊デモ版による「情報の独り歩き」 実は、発売前の体験版やイベントでは、本来ゲームを進めながら徐々に習得するはずのスキルが「最初から全て解放された状態」で提供されていました。
その結果、一度に大量の操作を要求された先行プレイヤーから「複雑すぎる」という声が上がり、その第一印象がネット上に強く残ってしまっている背景があります。実際の製品版では、より段階的に操作を学べるようになっています。
『紅の砂漠』の操作性が「悪い」と感じてしまう3つの理由
『紅の砂漠』をプレイして「思い通りに動かせない」と感じる背景には、単なるシステム的な不具合ではなく、ゲームの奥深いアクション設計とプレイヤーの直感とのズレが存在します。
特に以下の3点が、多くの不満として重なっています。順番に解説します。
操作方法が多彩で、序盤は覚えるアクションが多い
本作は「ソウルライク」「オープンワールド」「アクションRPG」という3つの人気ジャンルを掛け合わせた、非常にリッチで複雑なゲームです。
単なる「攻撃・回避・ジャンプ」にとどまらず、特殊ガジェットの使用、掌波、武器ホイールの展開、複数ボタンの同時押しなど、膨大なアクションがコントローラーの全ボタンに割り当てられています。
序盤から大量のアクションを一気に要求される構成になっているため、「何を押せば目的の動きになるか」がすぐには覚えられません。結果として、移動や会話といった基本動作すら難しく感じてしまい、操作性の悪さに直結しています。
【初心者がつまずきやすいポイント】
多くのアクションゲームはボタンを「連打」すればある程度進めますが、本作は「長押し」「同時押し」を状況に応じて冷静に使い分ける必要があります。
頭で考える前に指を動かしてしまうアクションゲーム経験者ほど、直感的なプレイングが通じずにつまずきやすい傾向にあります。
操作キャラ(マクダフ)の重厚感ある挙動とクセ
主人公マクダフの動きは、あえて「重み」を感じさせるように作られています。
しゃがみやスライディング、回避のアクションには独特のタメや硬さがあります。さらに、ダッシュなどの基本操作が、他のゲームで馴染んだ入力方法に反する独特な仕様を含んでいます。
開発陣は「映画的でリアリティのある戦闘」や「ヒリヒリした緊張感」を演出する意図を持っています。しかし、スピード感のあるスタイリッシュなアクションに慣れたプレイヤーにとっては、「もっさりしている」「入力に対する反応が鈍い」という強いストレスの原因になっています。
デフォルト設定だとカメラワークや視点移動が合わない
『紅の砂漠』のカメラは、映画のようなダイナミックな演出を重視しており、スティックを倒してから「ほんの少し遅れて追従する」ような独特の加速度が初期状態で設定されています。
右スティックを動かしても視点が瞬時に切り替わらないため、戦闘中に敵の素早い動きを追うのが困難になります。
ダッシュやスライディング中にもカメラがふらつきやすく、視界が安定しません。実は、操作そのものの難しさ以上に、カメラ設定による「入力遅延のような感覚」と「画面酔い」が、操作性を悪く感じさせる最大の要因となっています。
【PS5版】『紅の砂漠』の操作性を改善するおすすめ設定
PS5版『紅の砂漠』の操作性の悪さは、
カメラ感度、独自のボタン割り当て、グラフィック演出の3つを見直すことで大幅に軽減可能です。
まずは見直すべき「カメラ・視点操作」の設定
PS5版の初期状態は「映画的な演出」を優先しているため、アクションゲームとしては視点移動の加速度が遅く設定されています。
戦闘中に敵の素早い動きを追えるように、
ゲーム内の「カメラ加速度」と「カメラ感度」を「中〜高め」に引き上げてください。視点移動の遅延が解消され、直感的な操作感に近づきます。
また、普段FPSや他のアクションRPGをプレイする方は、上下の視点移動を「反転」に変更すると違和感を減らせます。ゲーム内設定だけでなく、PS5本体の「設定」>「セーブデータとゲーム/アプリ設定」>「ゲームプリセット」からカメラ操作を調整可能です。
さらに、コントローラーのタッチパッドを押し込むと視点モードの切り替えができます。背後を素早く確認したい場面で活用すると、乱戦時のカメラストレスを大幅に軽減できます。
戦闘が快適になるおすすめの「ボタン配置・キーアサイン」
現状のPS5版『紅の砂漠』にはゲーム内でボタン配置を自由に変更する機能(キーコンフィグ)が実装されていません。プレイヤーは開発元の用意した独特な配置に慣れる必要があります。
特に不満の声が多い「×ボタン2回押しでのダッシュ」は、無意識に連打するのではなく、「1回押して走り、もう1回押してダッシュへ移行する」という独自のリズムを指に覚え込ませる工夫が求められます。
【システム機能を使った裏技的解決法】
どうしても初期配置に馴染めない場合の最終手段として、PS5本体の「アクセシビリティ」設定内にある「コントローラーのボタン割り当てをカスタマイズ」機能を使用する裏技が存在します。
画面のボタン表記と実際の入力がズレるデメリットはありますが、どうしても「ダッシュをR1にしたい」等の強い希望がある場合は、本体側の設定変更で強制的に対応可能です。
画面のブレや酔いを軽減する「グラフィック・演出」の設定
激しい戦闘中の画面ブレや、移動中の「画面酔い」「ぼやけ」は、PS5の出力設定とゲーム内の設定を組み合わせることで劇的に改善します。
まず、画面全体がぼやけて見える現象の対策として、
PS5本体の「スクリーンとビデオ」設定から「映像出力」へ進み、「120Hz出力を有効にする」の項目を「オフ」に切り替えてください。解像度が安定し、くっきりとした映像になります。開発元のPearl Abyssも推奨している確実な改善策です。
次にゲーム内の設定にて、V-Sync(垂直同期)を「オフ」にし、グラフィックモードを「バランスモード(Balanced)」に設定します。画質とフレームレートのバランスが最適化され、カクつきを抑えられます。
加えて、「モーションブラー」と「被写界深度」の項目を「低」または「オフ」に設定します。カメラを回した際の意図的な残像やピンボケ演出がなくなり、画面酔いを未然に防ぐ効果が高まります。
慣れれば爽快!操作キャラクターを上手く動かすコツ
設定の最適化が完了した後は、実際のプレイにおける立ち回りを少し変えるだけで、操作性の悪さを感じなくなります。
『紅の砂漠』の戦闘は、適当にボタンを連打するプレイスタイルでは非常に難しく感じてしまうバランス調整になっています。
複雑な操作の前に覚えたい、基本の回避と防御アクション
最初は多彩な攻撃スキルをすべて使おうとせず、「ガード」「パリィ」「回避(ローリング)」の3つの防御アクションに絞って練習してください。
まずはL1ボタン長押しのガードを維持し、敵の攻撃パターンを観察します。ガード中はHPへのダメージを大幅に減らせますが、気力(スタミナ)を消費するため、気力が尽きる前に距離を取る立ち回りが安全です。
敵の攻撃が当たる直前にL1ボタンを押すと、ジャストガード(パリィ)が発動します。ジャストガード成功時はダメージを完全に無効化しつつ気力を回復でき、さらに敵へ大きな隙を作れます。
赤いオーラを纏った攻撃や広範囲技といった防御不能の攻撃に対しては、〇ボタンのローリング回避を使用します。タイミングよく回避するとスローモーション演出の入るジャスト回避となり、無敵時間を活かして敵の背後を取れます。
むやみに攻撃ボタンを押すのではなく、「ガードで様子を見る」「隙を見て反撃する」「危険な攻撃は横へ回避する」という基本のサイクルを徹底すると、戦闘中の操作負担が激減します。
スムーズに攻撃を繋げて戦闘を有利に進める立ち回り
防御と回避の基本行動が安定した後は、攻撃の連携を意識します。R1ボタンの素早い弱攻撃と、R2ボタンの重い強攻撃をベースに、素手攻撃、蹴り、投げ技を織り交ぜてコンボを組み立てます。
【操作を覚えやすい理想のコンボルート】 アクションに慣れるまでは、以下の順番で操作を入力する「基本の型」を指に覚え込ませる練習方法がおすすめです。
- 「掌波(右スティック押し込み)」で一気に敵との距離を詰める
- 敵の防御が崩れた隙に、弱攻撃を2〜3回当てる
- 強攻撃を1回叩き込む
- スライディングやローリングで横へ移動し、安全な距離を確保する
掌波を単なる突進技としてではなく、攻撃を始めるための起点として活用すると、途切れない滑らかな連携が生まれます。
複数の敵を相手にする集団戦では、旋風斬りなどの範囲攻撃を活用しつつも、囲まれないように常に1対1の状況を作り出す移動が重要です。
ボス戦においても、基本の型を軸にしつつ、敵の大技をジャスト回避して大きな隙を狙う戦い方を徹底すれば、余裕を持って勝利を掴めます。
まとめ
『紅の砂漠』をプレイして「操作性が悪い」と感じる原因は、
・操作方法が多彩で、序盤は覚えるアクションが多い
・操作キャラ(マクダフ)の重厚感ある挙動とクセ
・デフォルト設定だとカメラワークや視点移動が合わない
このような点があがります。
PS5のカメラ設定やグラフィック設定をアクション向けに最適化し、視点移動の遅延や画面酔いを防ぐ環境を整えていくようにしていきましょう。


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